2011年04月16日

ゆっくり休んでね


子どもの頃大好きだった父に「世界で一番私の事が好き?」って聞いた事があった。
「maricoには申し訳ないけど、一番好きなのはお母さんだよ」って言われて
凄くショックだったのを覚えている。
でも今はその答えで本当に良かったと思っています。


15年の闘病を終え今日父が旅立ちました。


体の自由が利かない苛立ちから、父から当たられ母は文句を言いながらも、
15年献身的に父を看病しました。


部屋の中には、記憶障害のある父の為に
「水道の蛇口は閉める事!」
「カーテンには危ないからつかまらないで!」
など、パソコンで手作りした張り紙が貼ってありました。


もう今日からは張り紙が要らなくなったと思うと
涙がボロボロ止まらないです。


そんな中、父の宝ものを母が見せてくれました。
古びた神社の袋の中には
父が一番大変だった頃に祖母から送られた手紙
若くして結核で亡くなった父の兄から、小学生の頃の父へ宛てた手紙
そして祖母からのお守りが入っていました。
何度も何度も読み返された手紙は、ボロボロになっていましたが
父を思う、愛に満ち溢れたものでした。
どんな気持ちで父が読み返していたかと思うと、また泣けてしまうのです。


「お父さんの宝物だから、棺に入れてあげようよ」と私と妹で言うと
「お父さんの宝物だから、絶対に入れたくない!絶対に嫌」と駄々をこね泣きそうな顔をする母。
私、この両親の娘で良かったと思いました。

「私達子どもが次に受け継いでも・・・ねえ〜」と妹と顔を見合わせると
「お母さんが亡くなったら、一緒に燃やしていいよ」って言っていました^^


なんだかな〜父がこの世から旅立つってこんな淋しいものかな〜
意識障害でずっと父と会話していなかったから
今日くらい夢の中でいっぱいお話したいな。お父さん。
桜の散る季節にはこの日の事をきっと思い出すよ。毎年・・・・


posted by marico at 05:09| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | marico's family | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
何とお慰め申し上げてよいやら・・・・。
そんなにお悪いとは少しも存じませんでした。

ご療養中に亡くなられたとのこと、心よりお悔やみ申し上げます。
ご家族の皆様にはお寂しいかぎりのことと存じますが、15年余りにわたって看護に尽くされたとの由、お父様もさぞかし満足されて、心安らかに旅立たれたことでしょう。

皆様さぞお力落としのこととお察しいたします。
お心を強くもたれ、一日も早く笑顔を取り戻されますように。
遠路よりお父様のご冥福をお祈り申し上げます。
Posted by 海猫 at 2011年04月16日 12:07
マリコさんのお父さん
きっと、マリコさん同様に
やさしい方だったのでしょうね。

きっと、姿はなくなっても
つながっていることには
変わりないと思います。

きっと、マリコさんのことも
わんこ達もことも
見守ってくださっていると思います。

心から、ご冥福をお祈り申し上げます。
Posted by 花梨ママ at 2011年04月17日 14:18
花梨ママ さん
ありがとうございます。
父が亡くなって、あっというまに時が過ぎています。
人の一生ってなんて短い事でしょう。
父は幸せだったと思います。
Posted by at 2011年04月26日 15:09
海猫さん
先日はお電話ありがとうございました。
父は幸せだったと思います。
今は一人になった母が心配。
でも元気に暮らしています^^
これからは父の分まで母に親孝行をせねばと思ってま〜す。
Posted by marico at 2011年04月26日 15:13
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