2007年06月17日

見守るということ。

昨日は久しぶりに犬友達のたい焼き8個さんクラブペロにトレーニングに行ってきました。
ペロのトレーニングはモチベーショナルトレーニングと言って
犬が自発的に飼い主に従うような関係作りを重視したトレーニング方法です。


まずはタイソン君、アジリティーのトレーニングでドッグウォークという平均台のような
障害のトレーニングです。
タイソン絶対に苦手だろうな〜と思った通り、ぜんぜん登る事ができません。
タイソンはとても警戒心が強く危険であろうと思うものには近づく事をしません。
案の定ドッグウォークも怖がって上ろうとはしませんでした。
オヤツをドッグウォークの上に飛び石みたいに置いていっても
地面に後ろ足を残したまま、前足と顔を使って自分の届く範囲のトリーツをとるだけですふらふら


一緒に行ったたい焼き8個さんのマックスはラブラドールで環境の変化にも強いため
ドッグウォークもなんなくこなし、次はシーソーの上で一度止まる練習をしていました。


その時私は「なんでこんな事もできないの!」そう心のどこかでタイソンに思っている自分がいました。
自発的に苦手を克服することが今の目的なので、強制的に上らせたりはしません。
どんなアイデアを出してもタイソンはドッグウォークを上れず
全然先に進めず時間ばかり過ぎはっきりいってイライラしました。


でもねタイソンの顔を見たときに、私の考えは間違っていると気がつきました。
タイソンの目、キラキラ輝いていたんです。
彼は彼なりに一生懸命努力していたんです。
恐怖と戦っていたんです。


最初から問題もなくマックスみたいにドッグウォークもシーソーもできる子もいます。
はっきり言えば羨ましいと思う気持ちもどこかにありました。
そしてタイソンができない焦りもありました。


これって子供の教育の場合も同じなんじゃないか・・・そう気がつかされました。
犬も子供も一人一人違い完璧な犬も子供もいません。
できる事もあれば苦手な事も当然あって、
苦手を克服するのに時間がかかる場合だってあるんです。
一生懸命頑張っているのに結果が残せなかった時に
親から「なんでこんな事もできないの!○○ちゃんを見習いなさい」と怒られたらどうでしょうか?
犬だったらトラウマになって潰れてしまうかもしれません。
子供だったら精神的に追い込まれかねません。


今、世の中には精神的に追い込まれてしまっている子供達が沢山いるのではないでしょうか?
私もそうしなくてはいけないのですが、努力している姿勢を見守って励ましてあげる事が必要なのです。
待ってあげることを忘れてしまっている人が多いのではないかな?と私は気がつかされました。
自分だって完璧ではないのに、犬や子供にはそれを求めたらそれはかわいそうです。


この間テレビを見ていたらノルウェーの子供が2年連続で
世界で一番学力優秀だという調査結果が出たそうです。
そして驚くことに成績表も無く、だから授業中もソファーで寝ている子もいれば廊下にいる子供もいるとの事。
自発的に勉強をするのを待つ教育だそうです。
驚きでした。
自発的に学習できた事は身につくという良い例だと思います。


タイソンのトレーニングを通して、私も一緒に成長しているのかもしれません。
動物って凄いですね、こうやって色々な事を気がつかせてくれるんだから。
タイソン苦手が沢山あります。
一般的に言われるお利口なワンちゃんでは無いかもしれません。
でも最高に愛おしいです。
タイソンが居なかったらこれだけ多くの事気がつかなかったと思います。
ありがとう。タイソン。

posted by marico at 18:34| 千葉 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | トレーニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ほんとですね〜。子供も叱ったり、やってあげてしまうことの方が簡単!待つことって一番難しいですよね。
私も含めて、子供(犬も同じだと思う)に対する不安を母親である自分だけで抱えていることができず、半分どころか、大半を子供(犬)に持たせてしまいがち…。
じっと待つ信じて待つ。本当に難しいですね〜
ローズも全然散歩時の引きが直らずイラっとしちゃったり…毎回反省反省また反省の日々でーーーーす!!!
Posted by ぷりんママ at 2007年06月17日 22:02
ぷりんママ さん

時に厳しくも必要ですけど、待つことってなかなかできないですよね。
私も本当にイラッとしては自己嫌悪になります。
犬は飼い主の反応に敏感ですから・・・
本当に反省反省の日々は私も同じですよ。
人に対しても犬に対しても反省の毎日です。
また今回明子とジョーに対しては非常に反省です。
人間なってないな〜と思ってしまうのでありましたぁ〜
Posted by marico at 2007年06月23日 23:45
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